2019/02/08 22:30

フランス・パリに住む人たちは、お気に入りを長く大事に使います。
そこかしこでアンティークのお店を見つけられるのも、
そんなパリジャン・パリジェンヌたちの素敵な習慣とつながっているからかもしれません。

アンティークと聞くと、どうしても敷居が高いイメージがあるかもしれません。
でも実は、そんなアンティークの中にも、手軽におうちにお迎えできるものもあるんです。

そんなアンティークの魅力を覗いていただくべく、
今回はパリの蚤の市で見つけたアンティークの絵本をご紹介します。


フランスのどこかのおうちで愛された本



1970年代、華やかな時代のフランスで誕生したこの絵本。
タイトルは『Une Journée au bord de la mer』
日本語で『海辺の思い出』という物語です。
仲良しの兄妹が両親に連れられて海辺に遊びに来た日の
なにげない思い出を描いた美しいお話。



アンティークなのでところどころに傷みはありますが、
それもまたアンティークの良さのひとつ。
フランスのどこかの幸せなおうちに住んでいたこどもが
毎晩「これ読んで!」とせがんで話さなかった
そんな思い出の詰まった絵本なのかもしれません。



アンティークって敷居が高い?

でも、アンティーク=貴重品、だからあまり開かずに
飾っておくだけのほうが良いのかも…とは思わなくてOK!
古いものを大切に、でも日常使いするのがパリジェンヌ流。

あくせくとした毎日、ふとこの本を開いてかわいい絵に癒されたり、
あるいはお子様がいる方は一緒に読んでみても良いかもしれません。
もちろん、お部屋の一角にそっと飾ればインテリアとしても楽しめます。

アンティークは、時になかなかお値段の張るもの。
「素敵だな」と思っても少し敷居が高くて挑戦できない…
というアンティークビギナーさんにもおすすめの商品です。


アンティークは誰かの幸せな思い出が詰まったもの!

古いものを大切にするフランスの文化。
そんなフランスに住む人たちが大切に受け継いできた絵本を
「幸せのバトン」をもらう感覚で、
ぜひあなたのお部屋にお迎えしてみてはいかがでしょうか。


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