2019/03/11 12:00


今週末、久しぶり本を買いました。
恩田陸さんの長編を買おうと思っていたのですが、
買いに行った日は日中がとても忙しく、
心もせわしなかったのでなんとなく長編を読む気が起きず…

さらに吟味した結果、文庫本ではありますが
まさかのマンガに行きつきました(笑)

新たにお迎えしたのは写真の本。
益田ミリさんの『きみの隣りで』。
益田ミリさんの作品ははじめて読んだのですが、
ほのぼのとした中に大切にしたい言葉がたくさん詰まっていて
疲れたこころとからだにすーっと染みてくるような素敵なお話しでした。

主人公の早川さんは翻訳家の女性で、森の近くに住んでいます。

夫と小学生の息子との3人家族ですが、

家庭に入る!だとか、キャリアウーマン!だとかでもなく、

早川さんは早川さんの好きなように生きていて

いろんな人たちとの関わりはとても大切にしているのに

自分の夢ややりたいことをかなえることもきちんとしてる。

なのに力が入っていることもなく…という

私にとって理想的な人物像です。

(理想的なのに、その辺に良そうなくらい親しみが持てそうなのに、

 やっぱりこういう人はそう簡単にいないだろうな、という感じです笑)


詳しくはぜひとも本編を読んでいただきたいのですが、

私が特に好きだったのは、息子の太郎くんが同級生同士のぎくしゃくした関係を見て

心を痛めていて、それに気づいた早川さんがそっと森に連れて行って

鳥と飛ぶことのお話しをするところ。

「たくさん食べてたくさん出す。全部たくさん飛ぶためなんだよね」

という言葉を太郎くんなりにしっかりと反芻して

友達同士のいざこざをちゃんと解決していく様子が、とてもほっこりすると同時に

私もこういう風に、子どもの変化にしっかりと気づき、

「こうしなさい」ではなくてそっと応援を出来るような子育てが出来たらいいなと思いました。

そして子どもだけでなく、周りにいる人たちとの関係も

そんな風にできたらいいなぁと感じました。



新しい週が始まってばたばたとせわしなかったり

満員電車に揺られて「私、何のために働いてるんだろう…」と思いがちな月曜日。

もしご興味があればぜひ『きみの隣りで』を読んでみてはいかがでしょうか?

(ちなみに『きみの隣りで』は『週末、森で』という作品の続編のようです。

 前編があるとは知りませんでしたが、問題なく読めました^^)


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